八朔マーマレード

八朔は１個につき小さじ１の塩で、しっかりとこすり、水でよく洗い流します。４等分にカットし、包丁で外側の厚い皮を剥き、果実と皮に分けます。
白い綿の部分は苦いので、皮ではなく、実の方につくように剥いて下さい。

袋の中の果実は、薄皮と種を取り除き、『果肉』と『薄皮と種』に分けておきます。『薄皮と種』はお茶パック一杯分とっておき（お茶パックは２枚重ねにして下さい）、後は使わないので捨ててください。
皮は、千切り（出来るだけ薄くスライス）にします。

千切りした皮を、大きめの鍋に入れ、水を入れ、しっかりともみ洗いします。
水を捨て、５回繰り返し洗ったら、たっぷりの水につけて４時間置いておきます。

３をザルに上げ、水を切り、水（４００ｍｌ）と『薄皮と種』入りお茶パックを入れ、中火で５０分煮ます。
時々、混ぜて下さい。

４の皮が、親指と人差し指の力で切れる程の柔らかさになったら（硬い場合は、柔らかくなるまで煮ます）、お茶バックを取り出し、砂糖の半量（１１０ｇ）と果肉を入れ、４０分煮ます。
あくが出てきたら、取り除いて下さい。

４０分後、残りの砂糖を加え、水分が少なくなり、少し艶が出てきたら出来上がりです。
出来立てはサラサラしていますが、冷めると少しトロリとします。

保存する場合は、きれいに洗ったビンを、鍋にたっぷり水を入れて沸騰させた中に１分以上入れ、きれいなクッキングシートの上で自然乾燥させたものを使ってください。（ふたも忘れずに煮沸消毒して下さいね。）
ジャムが熱いうちにビンに入れ、すぐにふたをし、粗熱が取れるまで逆さまにして置いておくといいです。